
AIJP/言語文化研究2年課程は、日本語を学び始めた初心者(A1)から開始し、2年後の修了時は大学等の進学先や就職先で実際に使えるレベルの上級者(B2)を目指す授業を行っています。
海外から日本に来て、日本で生活したり仕事をしたりするのに必要な日本語を、「話す」「聞く」「読む」「書く」といった4技能から、日本独特の習慣やマナーの基本まで、総合的に学びたい方のためのコースで、漢字圏・非漢字圏どちらの出身の学生にも対応しています。 このコースは「使える日本語」の習得を目指し、以下のような方々に適したコースです。
- 日本で仕事をするための日本語力を身につけたい方。自国の日本企業で働きたい方。日本企業と取引のある会社で働きたい方。
- 日本の大学もしくは専門学校等で勉強するための日本語力を必要とされている方。
- JLPT(日本語能力テスト)に合格したい方。
※留学ビザの方はこちらのコースをお申し込みください。
AIJP/言語文化研究2年課程の魅力とは?
日本語を学びたい方々は、それぞれにその目的が異なります。例えば、以下のようなものがあります。
- 日本社会の文化に興味があって、日本語も学びたいと思っている。
- 仕事や大学、専門学校で使える日本語のために、しっかりと日本語を学びたい。

YAMASAのAIJP/言語文化研究2年課程には、それぞれの学生の学習目的に合うように、また、多様な国から来られた方々の母国語の違いを考慮して、授業への工夫と経験とが詰められています。主なポイントは以下のものがあげられます。
多国籍の友人、共通言語は日本語
YAMASAは1992年の開校以来、およそ100か国の学生を受け入れ、AIJP/言語文化研究2年課程にも、アメリカ、ヨーロッパ、東アジア、東南アジアなど様々な国の学生が在籍しているのでクラスメートも多国籍。クラスメートと話すときの共通言語は「日本語」になります。授業中はもちろん、授業の外でも日本語を使い新しい文化に触れることが日本語の上達にもつながります。
少人数クラス、十分な授業時間
文科省の規定では日本語学校は1クラス定員20人までとなっていますが、YAMASAは平均15人以下でクラスを運営しています。少人数クラスにすることで話すチャンスも豊富にあります。また、同じく文科省の規定では1単位時間45分、年間で760単位時間、つまり年間570時間以上の授業時間が必要ですが、AIJP/言語文化研究2年課程では、1単位時間50分×年間828時間となり、年間授業時間は690時間と、規定の1.2倍ほどの授業時間を確保しています。これによって「使える日本語」を学ぶことが可能になっています。
日本語学習の目的は?
日本語学習の目的は、進学先で日本語が使えることですか、就職先で日本語が使えることですか。YAMASAは地域の企業と協力・開発した、CEFR及び「日本語教育の参照枠」に基づいた評価システムを導入しています。その結果を元にして使える日本語のための授業とアドバイスを行っています。

一人一人の学習スタイルや学習目的にあった授業を心がけています
「多面的知覚理論」で知られる心理学者ガードナーや、「VARK(Visual,Aural,Read/Write,Kinesthetic)理論」の教育理論家フレミングによると、「人が知識を得たいときには、それぞれに多様な知覚を駆使して学習している」としています。この点は、YAMASAにおいてもとても重視している点です。YAMASAでは、テキストのみならず、音声、映像、実体験、オンライン学習など様々な学習スタイルを提供しているほか、それぞれの学生が自分の学習目的に合わせて、最も学習したい内容をさらに深めていけるように、様々な選択授業もカリキュラムの中に用意しています。
実際に日本語を使うことで能力を伸ばします
多様な学習スタイルをご提供する点に加えて、YAMASAでは、母体である服部グループの協力を得るなどして、様々な職場の日本人との会話を体験したり、さらに、学院周辺の地域に出向いて地元の日本人の方々に学んだ日本語を使ってインタビュー活動をするといった学習を行っています。実際に生きた日本語を使う体験は、日本語を使える自信がつくばかりでなく、さらなる日本語学習への意欲につながっていきます。
オンライン学習システム
YAMASAでは『オンライン漢字辞書』のような独自の日本語オンライン学習システムも導入しています。こちらのシステムに訪れていただくと、革新的で授業と連動した教材だとおわかり頂けるかと思います。ご自宅で皆さまのPCかタブレットからこちらの学習システムをご利用頂く事で、日本語の知識をさらに広げて頂く事ができます。

日本文化体験、小旅行によって日本への理解を深めます
AIJPコースの参加者は、YAMASAがオプションで行っている日本文化体験授業や週末の小旅行に参加できます(費用別途)。日本語は日本の風土や歴史的背景、伝統文化と深く関係しています。日本と日本語をより深く理解する上でも、それらを体験したり、知る事は重要です。YAMASAがある岡崎市は歴史と文化の街です。また、京都や伊勢、高山などのように、様々な有名な観光地や独特な伝統文化が残る地域に日帰りで行ける距離にあります。日本語学習をしながら、是非、様々な日本を体験してみてください。
日本語教育課程の目的と目標
課程の目的
言語文化研究2年課程は、留学生が異なる文化を尊重し、日本語と日本文化を深く知ることによって、課題遂行の手段が得られるよう育成することを目的としています。
課程の目標
2年の学習によって、日本語能力レベルB2を目指します。これによって、以下の点を目指します。
- 到達日本社会と日本文化に関連する話題について具体的な話題でも抽象的な話題でも複雑なテクストの主要な内容を理解し問題を認識できる。
- その問題の解決に向けての自分の主張を論理的に説明し、異なる文化も尊重した上で強調したい点を明確にして発表し、説得力のあるやり取りができる。
レベルと学習期間
| コース | クラス | 期間 | レベル(JLPT) | ||||
| AIJP/言語文化研究2年課程 | 初級1(A2.1) | 3か月 | N5 | N4 | |||
| 初級2(A2.2) | 3か月 | ||||||
| 中級1(B1.1) | 3か月 | N3 | |||||
| 中級2(B1.2) | 3か月 | N2 | |||||
| 中上級1(B2.1) | 6か月 | ||||||
| 中上級2(B2.2) | 6か月 | N1 | |||||
※言語文化研究2年課程は、入学時「初級1(A2.1)」クラスからのスタートとなります。
⽇本語教育課程の授業科⽬及びその内容
| 科目 | 内容 |
| 漢字 | 漢字の成り立ち、部品の意味と音、漢字を使用した語彙や文の読みと書き。生徒一人一人の目標と進捗に合わせて練習する。(A2.2レベルまで科目として行い、B1.1以降のレベルでは自主学習として行う。) |
| 語彙 | 個人的話題、場面、社会的な話題について必要となる語彙を学び、実際に使う。 |
| 文法 | 個人的話題、場面、社会的話題について単文・複文を構成し、ニュアンスを伝えるために必要となる文法項目を学び、実際に使う。 |
| 読む | 個人的話題、場面、日本社会で実際に起きていることについての文章を読み、内容についてペアで確認する。また、文章を要約する。 |
| 聞く | 個人的話題、場面、日本社会で実際に起きていることについての会話、ニュース、議論を聞き、理解したことをペアで再生する。会話の中に知らない単語があっても、前後の文脈から推測して答える。 |
| 話す(やり取り) | 個人的話題、場面、社会的話題についてのやり取りを練習し、その際必要となるストラテジーと社会言語能力を学ぶ。「できない」「伝わらない」状態から練習によって「できる」「伝わる」にしていく。 |
| 書く | 個人的話題、場面、社会的話題について起きたことや自分の考えについて文章を書く。マインドマップやマトリックスなどを使って思考を整理する。 |
| 話す(発表) | 個人的話題、場面、社会的話題について起きたことや自分の考えについて独話を行う。話し手が伝えたいことと聞き手が理解したことが一致しているか確認する。 |
| 総合 | 自分の関心のある社会的話題や日本社会で実際に起きていることについてのプレゼンテーションを行い、質疑応答を行う。(B1.1以降のレベルで行う。) |
| 自律学習支援 | 学期開始後、その学期の自己学習の目標を設定し「目標シート」を作成する。それに基づき計画を作成する。 学期終了時、目標が達成できたか確認し、結果を分析する。 |
AIJP/言語文化研究2年課程のコース料金
| 課程名 | 入学金 | 授業料 | 施設費 | 教材費(※) | 合計 |
| 言語文化研究2年課程 | ¥85,000 | ¥1,672,320 | ¥35,200 | ¥70,400 | ¥1,862,920 |
(※)教材費は課税対象となり消費税込みの金額となります。
- 留学ビザの場合は、入学検定料33,000円です。その他ビザの場合入学検定料16,500円です。
- 再入学の場合、入学金は免除されます(入学金は初期費用の85,000円)。
- 学費は6か月単位での分割払いが可能です。
- 1年分以上の一括払いの場合、10%割引になります。
申請受付と学費支払い期間
| 入学時期 | 申請書類受付期間 | 学費支払い期間 |
|---|---|---|
| 4月入学 | 入学前年8月から 9月15日まで | COE交付(2月)後 2週間以内 |
| 7月入学 | 入学前年12月から 1月15日まで | COE交付(5月)後 2週間以内 |
| 10月入学 | 2月から 3月15日まで | COE交付(8月)後 2週間以内 |
| 1月入学 | 入学前年6月から 7月15日まで | COE交付(入学前年11月)後 2週間以内 |
※実際の受付期間は、「情報公開」ページをご参照ください。
※留学ビザでご入学希望の方は、上記日程の時期に合わせて申請書類を作成する必要があります。
授業時間
| 授業曜日 | 月曜日から金曜日 |
| 1学期中の総クラス数 | 1学期(3ヶ月)の総授業数は207コマ。 |
| 1日の授業開始時間・終了時間 | 授業開始時間9:00。終了時間は13:30。昼休み休憩は50分。 |
| 授業時間 | 50分 |
全ての授業は50分間となっており、授業と授業の間には10分間の休憩時間があります。
| 時間目 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 9:00 – 9:50 | クラス授業 | ||||
| 2 | 10:00 – 10:50 | |||||
| 3 | 11:00 – 11:50 | |||||
| 11:50 – 12:40 | 昼休憩 | |||||
| 4 | 12:40 – 13:30 | クラス授業 | ||||
1時限目から4時限目は日本語学習を効果的に向上させるために4技能を学習します。 4技能とは: 読む力、 書く力、 話す力、聞く力。クラスでは全ての学生の皆さまに、何度も繰り返しながらこの4つの力を養っていって頂きます。

