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Return to #28 - "How To Say It"

(More, 2003/07/07 より)   ( Kanji Link GeneratorPassword Required )

苦手な人にもスンナリ言える「口のきき方」

苦手な人とは、本当に話しにくいもの。何に注意し、どんな言葉遣いをすればいいのでしょう。話し方やマナーに詳しい下平久美子さんに、状況別に教えてもらいました。

人に自分の気持ちを伝えるとき、いちばんニュアンスを表現するものは何でしょうか。通常「言葉」と考えがちです。しかし、心理学者メラビアンの研究によれば、言葉自体が相手に意思を伝える比率はコミュニケーション全体の約7%。実は表情や口調、声の調子など「言葉意外」のものが大きい比率を占めているのです。つまり、どんな言葉を使うかよりも、どのように言うかが、重要ということ。

「まずは穏やかににこやかに話すことを心がけましょう。そのうえで、『恐れ入りますが』『申し訳ありませんが』などのクッション言葉を上手に使うこと。それと命令調や否定調など、相手を傷つけるような言い方をしないことです」(下平さん)

お願いしたいとき 「申し訳ありませんが、タバコの煙に弱いので」
レストランで食事中、隣から煙が流れてきたときに。「申し訳ありませんがご遠慮願えないでしょうか」という言い方も丁寧。お願い事をするときは「恐れ入りますが」という言葉も定番。電車で座りたいときに、「恐れ入りますが、少々お詰め合わせ願えませんか?」などと言います。

忠告したいとき 「おせっかいかもしれませんけど」
忠告する場合は、相手のプライドを気をつけない配慮を。多少回りくどくても、この言葉をつけましょう。じょうしやめうえのひとなど、さらに言いにくい相手なら、「差し出がましいようですが」と一言つけ加えることも大事です。前を歩いている人のスカートのファスナーが開いているときなどは、なるべく軽い調子で声をかけます。「失礼ですが、ファスナーあいていますよ」

賞賛したいとき 「すばらしいですね、私ではとてもこうはいきません」
褒め言葉の代表的なもの。じぶんがへりくだることで、さらに相手を高めています。「素晴らしいお話を聞かせていただきました」と言えば相手も気持ちがいいでしょう。相手によっては「感服いたしました」「感じ入りました」なども使えます。

感謝したいとき 「おかげさまで助かりました」
感謝の気持ちを表現する常套句。本当に困っているときに助けてもらったのなら、「感謝の言葉もありません」「このご恩は一生忘れません」なども併用を。「おかげさまで、時間に間に合いました」など、どう助かったのかを述べると真実味が増します。

抗議したいとき 「他意はなかったんです。私の言い方も悪かったと反省していますが、誤解しないでください」
何気ない発言を誤解された場合の抗議に最適。相手も悪気はなかったと分かっている場合には「私の言い方も悪かった」と自分の非も認めながら真意を伝えます。相手が悪意を持ってねじ曲げて受け止めているとしか思えないときは、もっと強く「誤解しないでいただきたいわ」「早合点はやめていただけますか」と言いましょう。黙っていると誤解は尾びれがつくものです。

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