マクロビオティック
日本では「正食」と呼ばれる「マクロビオティック」(=フランス語。英語では「マクロバイオティックス」)という言葉は、3つの部分からなりたっています。MACRO(大きい)・BIO(生命の)・TIQUE(術)をつなげて、「生命を大きな観点から捕らえた健康法」という意味になります。
「マクロビオティック」を現在のように確立したのは、故桜沢如一氏(海外ではジョージ・オーサワ)で、昭和初期に日本に古くから伝わる食養生と、東洋思想のベースとなる「易」の原理を組み合わせて、「玄米菜食」という自然に則した食事法を提唱し1970年代に欧米で広まりました。
多くの著名人が愛好し、日本では5年ほど前から見直され注目を集めています。
マクロビオティックの考え方としては、すべての健康な肉体と精神、病気は食べ物と環境からくるものであり、現代人の多くが病んでいるのは食の過ちによるものというものです。
マクロビオティックの基本は、下記の5つになります。
- 身土(しんど)不二(ふじ)
自分が生きている土地でとれる旬の食物を食べることにより、その土地と季節にあった健康なカラダをつくる。
- 一物(いちぶつ)全体(ぜんたい)
食物は全体として調和し、不要なものはない。玄米、未精製の砂糖、塩、小麦粉、野菜の皮、アクなど、できる限り丸ごとの生命を大事にいただく。
- 穀物(こくもつ)菜食(さいしょく)
穀物と野菜を中心とした伝統的な食事。主食は穀物を5とすると、副食は野菜や海草が3〜4、魚介類が中心の動物性食品が1〜2が目安。
- 陰陽の調和
「陽」は収縮していく求心的なエネルギーでカラダを温める働き。「陰」は拡散してゆく遠心的なエネルギーで、カラダを冷やす働き。正食では、この陰陽の原理をもとに調理する。
- 正しい食べ方
食べ物の吸収・消化、食べ過ぎを防ぐために少なくとも30回は噛む。
愛知県、岡崎市にある“暮らしの学校”では、マクロビオティックの基礎的な考え
方から実際の料理法までさまざまな講座を常にご用意致しています。