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禅 禅とは仏教における修行法のひとつで、精神統一することによって宗教的叡知に達しようと試みるものです。もともと瞑想を意味するサンスクリット語を漢字で音写したものですが、仏陀が坐禅によって自覚した根元的人間性を意味しています。それを仏心とも表現しますが、この仏心を自覚し日常生活の中に実践究明してゆくことを禅と称しています。
仏教 仏教を説いた仏陀は通常お釈迦さまと呼ばれますが、釈迦とは仏陀の属していた種族の名称です。後に仏陀となったシャカ族の太子ゴータマ・シッダールタは、紀元前563年頃、現在のネパール南部にあるルンビニーで生を受けました。ゴータマ・シッダールタは29歳の時、出家しました。出家に関しての逸話も多く、四門出遊が有名です。太子は遊観のため城外に出て、最初は老人を見、次は病人、その次に死人を見て心を悼めました。最後に出遊した時、行いを正した沙門を見て、自らも沙門の如くなることを決意し出家の決心をしたといわれます。太子はその後6年間修業を積みますが、やがて苦行によって悟りを開くことは不可能であると知り、苦行の道を捨てます。そして悟りを得るまではここを動くまいとの堅い決心で、菩提樹の下で禅定に入りました。35歳にして悟りの境地に達し、太子は仏陀となったのです。 仏教は仏滅後100頃から部派に分裂し、部派仏教の時代に入りました。475年頃インドから中国へ渡った達摩によって、南北朝時代の梁代に伝えられました。中国の禅は、達摩のあと道信が現われ、実際上の開祖と言われています。中国では仏教は外来文化であり、入ってきたばかりの時には中国固有の神仙方術に従属し、その教理も老荘の道家哲学によって解釈されました。それは道家と道教によって中国に受け入れられましたが、唐代になると完全に中国の伝統文化と一体となり中国的仏教になりました。そして12世紀後半から13世紀初頭にかけて、曹洞宗の一流のほか、24流の臨済禅が宋時代の中国から日本に伝えられました。 日本の仏教:
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