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男川やな 日本で体験しうる数ある遊びの中でも、とりわけ風変わりな娯楽に、生きた魚を手掴みにする「やな」が挙げられます。もちろん、日常的に行われるものではな くて、それ自体日本人にとっても特別な機会です。もともとはその土地に伝わる伝統的な漁法で、1960年代から観光用として発展して来たようですが、観光パン フレットの説明があまりに簡単なものなので正確なところは分かりません。先日、ディスカバリーコースの学生さんたちと一緒に行って来ましたので、その時の様子を少しお話ししたいと思います。 「やな」を簡単に説明すると、川の流れの中に高さ1m程の囲いを持つ巨大な漏斗を作って、狭くなった流れのところに集まる魚を手掴みにするというものです。囲い全体の底の部分は竹を並べて作ってあるので、川の水はその隙間を通って先へ流れて行きます。竹の間隔を魚の大きさより狭いものにすれば、魚は網に掛かったように竹の台の上に取り残され、それを簡単に掴むことが出来るのです。 川にはたくさんの魚が居るのですから、やり方は簡単です。しかしおかしなことに、やなの所に人が居る間だけあちこち魚が跳ね回り、人が居なくなると魚も姿 を消してしまうのです。しかももっと奇妙なことには、ひとり当たり正確に3匹魚を捕まえると、そのとたんに川から魚が居なくなってしまうのです。幻滅させ る話で申し訳ないのですが、実はちょっと上流でバケツに入った魚を川に繋がったパイプに流し入れている人が居るのでした。もっともこれで獲物が居ることは 保証されるのですが。 日本の夏のアウトドアには、いつもながらバーベキューは付き物です。とりあえず外に居たし、せっかくの機会ですからやっぱりバーベキューとなりました。い くらかギョッとするような光景ではありましたが、捕まえた魚は口から串刺しにして、火で焼いて食べます。今回のグループの中にはベジタリアンが一人しか居 なくてラッキーだったと言えるでしょう。魚の塩焼きの他には、刺し身、肉、野菜などが選べるので心配ありません。この男川やなへは、Yamasaから1時間も掛 からずに行くことが出来、私たちとしてもまた別の週末に次回のツアーを予定しています。
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