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ディーン・アバジッチさん(クロアチア, SILAC)

ディーン・アバジッチさん
ディーン・アバジッチさん

インタビュアーとして、1年ぶりにブレット・ロブソンの登場です。SILACとプライベートレッスンの授業後に、ある学生を訪ねていくつか質問しました。

ブレット:「どこの出身ですか?」
ディーンさん:「私は、クロアチアの両親の間で、ドイツで生まれました。そしてその後、中学生の時にアメリカのコロラドに引っ越しました。」

ブ:「そして大学に進学したんですね。」
デ:「そうです。専攻は、石油工学でした。そして修士・博士課程では、環境工学を学びました。」

ブ:「なるほど。つまり、環境を破壊する側から環境を保護する側に専攻を転向したわけですね。」
デ:「(笑)その通り。」

ブ:「博士課程では具体的にどんなことを?」
デ:「私の研究テーマは・・・。(この先、ブレットには全く理解できない話が続く。)」

ブ:「それはスバラシイ。どうして日本に来たんですか?」
デ:「YAMASAで日本語を勉強するためです。」

ブ:「日本語の勉強をするに至ったいきさつは何ですか?」
デ:「仕事で使いたいと思ったからです。それは必ずしも『日本で』という意味ではなく、日本企業と関係する仕事に就けば、日本語が必要になると考えたからです。国に帰ってからも日本語の勉強を続けて、少なくともあと1回はまたYAMASAに戻ってくるよていでいます。帰国後に日本語を勉強するための教科書も、既に購入済みです。」

ブ:「それはまたスバラシイ。実際のところ、YAMASAにはリピーター学生が多いんですよ。」
デ:「他の言語を学ぼうとする姿勢は、その言葉の国、民族、文化に尊敬の念を示すことと同じだと思っています。」

ブ:「私が日本語を話してる時は、必ずしもいつもそういう姿勢でいるわけじゃないですけどね。(二人とも笑う)今回はどれくらいの期間勉強するんですか?」
デ:「SILACで6週間勉強して、その後で2週間旅行する予定です。旅行を始める時に合わせて、ガールフレンドが日本に来ることになっています。」

ブ:「どこに行く予定ですか?」
デ:「たくさん予定しています。一般的なところももちろん行きますよ。例えば、広島、京都、奈良。」」

ブ:「それでしたら、YAMASAがつくっている旅行ガイドを是非利用してください。後でプリントアウトして、コピーを差し上げましょう。」
デ:「それは助かります。ありがとう。高山近辺の山にも行く予定があるんですが。」

ブ:「高山なら岡崎から近いですよ。電車を利用して、簡単に行くことができます。」
デ:「そうですよね。しかし私たちはレンタカーを借りることにしました。」

ブ:「へぇー、それは珍しい。ほとんどの学生は電車かバスを使いますからね。もちろん車があるなら、田舎を旅行するにはその方がずっと便利でいいですよ。」
デ:「ええ。自由度が大きくなって、行動範囲が広がりますよね。」

ブ:「もし富山まで抜けて行くなら、是非、立山連峰と黒部峡谷まで足を伸ばしてください。立山の眺めは美しいですよ。それと、富山の寿司は日本一おいしいと思います。私が保証します。寿司は好きですか?」
デ:「はい。大好きです。日本のどこにでもマクドナルドがあるように、今ならアメリカのどこにでも寿司屋はありますからね。オーストラリアでもそうですか?」

ブ:「そうなんですが・・・。でも、日本人にはそれは言わないようにしています。日本食は、ミステリアスで独特なものだとしておく方がいいかなと・・・。(二人とも笑う)」
デ:「確かにアメリカでも寿司は一般的になってきましたが、しかし日本で食べる本物の寿司の方が、ずっとおいしいですね。シャリも全然質が違いますよ。」

ブ:「日本人が聞いたら喜ぶよ。私個人としては、ロングライスが好みですけど。ところで、クラスはいかがですか?」
デ:「全くもって驚異的ですね。プログラム全体の質の高さに驚いています。」

ブ:「確か山田佐緒里先生のクラスでしたよね。前回のニュースレターでは、彼女にインタビューしました。」
デ:「穏やかな口調でおっとりそうに見えて、とてもハードワーカーですよね。とても仕事熱心です。」

ブ:「山田先生を含めて、SILACの先生は皆経験豊かで、優秀人ばかりですからね。山田先生のプライベート授業を受けてますけど、私には非常に厳しいんですよ。」
デ:「多分、そうする必要があるからじゃないかな。」

ブ:「多分そうかも。(二人とも笑う)彼女にドイツ語で話し掛けてみてください。」
デ:「とても上手ですよ。」

ブ:「私もドイツ語が話せたらよかったのに・・・。クラスメートはどうですか?」
デ:「楽しいクラスですよ。クラスメートは、アメリカ人、スイス人、イタリア人、台湾人、それと中国人。」

ブ:「YAMASAではよくある光景ですね。」
デ:「必然的に日本語でコミュニケーションをとることになるから、いい環境ですよ。」

ブ:「最近忙しくて、いくつか授業に出られなかったと聞いていますが。インタビューするのに、結構探し回りましたよ。」
デ:「そうなんです。仕事を離れて初めの2週間はよかったのですが、どうしても終わらせなければならない仕事がEメールで舞い込んできて、とうとう逃げられなくなってしまいました。」

ブ:「勉強に遅れが出てしまいますね。」
デ:「はい。ですから、空き時間を利用して川島先生のプライベート授業を受けています。それはクラス授業とは違いますが、どうにかクラスにはついていけてますよ。」

ブ:「日本に来てからあちこち見てまわりましたか?」
デ:「まだ岡崎と名古屋だけですね。岡崎市内なら、結構見物しましたよ。」

ブ:「もしかしたら、私より岡崎のことをよく知ってるかもしれませんね。」
デ:「もっと出掛けたらどうですか?」

ブ:「よくそう言われます。(二人とも笑う)」
デ:「岡崎周辺にもきれいな場所はたくさんありますよ。特に山の方は風景がいいです。」

ブ:「同僚のトマーシュは、自転車でよく山へ行くみたいです。」
デ:「海も良かったですよ。」

ブ:「東京湾よりは間違いなくきれいでしょうね。」
デ:「名古屋もいいですよ。」

ブ:「でしょう。私は名古屋は日本で一番住み易い都市だと思います。これから日本に来て日本語を勉強しようとしている人たちに何か一言お願いします。」
デ:「日本語を勉強するなら、やはり是非日本に来て勉強するべきですね。アメリカにいて勉強するより、こちらで4週間勉強する方がずっと効果的だと思います。」

ブ:「アメリカに限らず、外国で勉強するよりはね。」
デ:「もちろんそういう意味です。YAMASAでの勉強は、絶対にいいスタートダッシュになります。そうすれば帰国後の自習にも勢いがつきますよ。私は、アメリカで自習用のプログラムから始めましたが、それはうまくいきませんでした。」

ブ:「どんなものだったか、だいたい見当はつきますよ。日本語の対訳をつけただけの、あのよくある奴でしょ。本物の日本語授業を経験して、その価値がよくわかったでしょ。」
デ:「全くですね。YAMASAのように、経験のある先生から、きちんとしたコースで勉強するのは、本当に効率的です。」

ブ:「ありがとう。まだ仕事が残ってるでしょうし、早く仕事を片付けないと明日の授業にも差し支えるだろうから、インタビューはこれくらいにしておきましょう。また授業に出られなかったら、山田先生に叱られるでしょ。」
デ:「どうもありがとう。」

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