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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン リポーター:ジョセフ・ファンさん(AIJPコース) 10年前、フランスはパリにユーロ・ディズニーランド(Disneyland Paris)がオープンした際、フランス国民はそれを「文化的侵略」であるとし、そのアメリカのテーマパークを抗議とボイコットでもって迎え入れた。さて、それから10年という月日が流れ、2001年3月31日、ユニバーサルスタジオ・ジャパンがその地球の裏側でオープンとなった。日本人はそのアメリカのテーマパークの到来を爆発的規模の人出でもって歓迎したのだ。 大阪市西部桜島という島に位置し、建設費用1兆7千億円、敷地面積54エーカー(約67,176坪)、これは甲子園球場の約14倍に相当するとユニバーサルスタジオ・ジャパン(以下USJ)は語っている。 アメリカの従兄弟分らには規模こそ及ばないものの、USJはより良いテーマパークといった感があり、そこは9つのテーマパーク・エリアに分けられている。そう、60年代のハリウッドエリアからジャングルのようなジュラシックパークエリアまで、それぞれのエリアが独自の装飾と建築物のデザインでもって、そこが大阪や日本であるということを忘れさせてしまうのである。 それゆえに、その誇大々的な売り込みやテレビのコマーシャルをみて、僕と友人は6月のとある暑い月曜日、USJへ行こうと決めたのだった。(あっ、誰にも言わないで。授業サボったことは...)たっくさんのテーマパークに囲まれながら、僕は本当に月曜日を選んだのは正解だったのではないかと感じた。5分で終わる乗り物のために4時間待つことも楽しめてしまう人でない限り、週末は絶対にご法度だということが分かった。 やはり、ここは日本なだけあって、大多数の人々が午前8時から午後8時まで働き、週初めの月曜日にテーマパークに行くからといって仕事をサボる人なんてそうそういない。勿論、僕のしたこと(授業をサボって・・・・しまったこと)は悪い。新幹線で名古屋から1時間で大阪駅に着いたとき、そこは既に子供や若いカップルやお年寄り等でごった返しており、USJまで僕たちを運んでくれるであろう列車を心配そうに待っていたのだった。どうしようもなく僕は不思議な気持ちに駆られた。"あれっ、ちょっと待てよ。ここにいる人たちは学校や会社に行かなくてもいいのか?"と・・・。 ユニバーサルシティ駅に到着すると、その群集は一気に出口へ向かい、USJの入り口めがけて走って行った。入り口では人々は3つの列に分けられていた。JRで前売り券を買った者と、旅行代理店やコンビニエンスストアなどで前売り券を買った者、そして当日券を買おうとする者の3つである。"前売り券"とは基本的にそこを訪れる前にお金を払って買うもので、入り口でその前売り券と引き換えに入場券を手にすることが出来るのだ。JRはUSJの主要スポンサーであるために、旅行代理店やコンビニエンスストアで前売り券を買った者より先に、JRで前売り券を買った者が入場できるのである。当日券で入場しようとする者はこうした前売り券組みが全員入場した後でやっとその券を手にすることが出来るのだ。 僕達が券を交換できて、入場するまでに約1時間を要した。僕達の一番最初のお目当てはジュラシックパークの乗り物だった。"ユニバーサルエクスプレスシステム"と呼ばれる予約システムを利用して(これについては後ほどマル得情報で詳しく書きます)、僕達はバック・トゥ・ザ・フューチャーの乗り物に行く前にジュラシックパークの乗り物を午後に乗れるよう予約を済ませ、バック・トゥ・ザ・フューチャーの乗り物へ向かった。ここでの待ち時間は45分間というまあまあ理にかなったものだった。その乗り物はその背景として映画を利用したシミュレーションタイプのもので、あのかの有名な悪評高いデロリアンのタイムマシーンに乗って過去と未来に連れて行ってもらうというものだ。スリルあふれる乗り物であることは確かなのだが、ひとつ残念だったことは、他の人のデロリアンのタイムマシーンも目に入ってしまうということだった。 食事はUSJ内に全部で20のレストランがあり、ファーストフードからコース料理まで幅広く選ぶことが出来る。ビジターは一時的にUSJから退場することも可能で、USJの近辺で昼食をとることも出来る。僕と友人は食べることにあまり時間を費やしたくはなかったので、売店に立ち寄り、次なるアトラクションETのザ・アドベンチャーに行く前に幾つかホットドックをほおばった。 何かETのザ・アドベンチャーについて良い批評が僕に出来ればいいのだが...それは出来そうにない。頑ななまでのETの熱狂的なファンでない限り、これは避けておいた方がいい。なぜ?僕達は約2時間もの間そのために並び、それに乗ったのはたったの5分間だけだった。もっといえば、筋書きのないストーリーに、それを体験したビジターからは「えっ、これでおしまい?」と感じさせてしまうようなアトラクションなのだ。 ジュラシックパークの予約時間がとうとう来た。ジュラシックパークのエリアに近づいていくと、恐竜と一緒にビジターの叫び声が聞こえて来る。その乗り物に乗る前、僕達にはレインコートが手渡された。なぜかって?それはこの乗り物に乗って服が濡れてしまうだけでなく、最後に25メートルもの滝から落ちてずぶ濡れになってしまうからである。それにもかかわらず、その日は晴天だったため、濡れることも面白味の一つになるだろうと、僕達はレインコートを着ないことにしたのだ。結果は...他のビジターが変な目で僕達をジロジロ見るほど頭の先から足のつま先まで水浸しになってしまった。 まるでプールから上がってきたかのようなずぶ濡れの僕達は休憩をかねて午後はワイルド・ワイルド・ワイルド・ウェストのスタントショーと動物達のステージを観覧した。どちらのショーもとても面白かった。前者のショーは映画の中で普段目にする信じられないようなスタントを扱っており、後者のショーは非常に賢い動物達の演技が紹介されたものだった。しかしながら、未だに僕が理解できないのは、果たして本当にチンパンジーには女性の下着が必要であっただろうかということだ。 USJで唯一見つけられるあるユニークなテーマエリアが"スヌーピーズ・スタジオ"エリアだ。アメリカ人、特に僕のような南カリフォルニアから来た者であればほとんどが驚いてしまっただろうが、スヌーピーがユニバーサルスタジオハリウッドではなく、ディズニーランドに近い感じのテーマパークに結び付けられているのだ。まぁ、かわいいものがヒットする国日本であるから、スヌーピーもUSJ風に何とかアレンジされているのであろう。チャーリー・ブラウン、スヌーピー、そしてルーシーが歩いているのを見かけると、大人も子供もそこへ駆け寄って一緒に写真をとるようせがんでいる。 僕達は閉園前にあともう二つのアトラクションをまわった。ウォーターワールドとバックドラフトはそれほど悪くはなかった。ステージで繰り広げられたワイルド・ワイルド・ワイルド・ウェストのスタントショーとは違い、ウォーターワールドは呼び物であるよく出来た、たくさんの水を使用したはるかに大規模なショーだった。最前列に座った観客は水をぶっかけられることを注意しながら、悪者達が現れると、観客はブーイングするように呼びかけられていた。バックドラフトに関しては、ウォーターワールドでぬれた観客が、次に烈火の中を訪れるというのはまあ論理的であろうし、そこで人はドラム缶の爆発、火の玉の横行、炎の壁によって焼かれるのだ。 最後に、お土産屋のないテーマパークはないだろう。確かに日本の場合に限っては、同僚や先生、友人にお土産を買って変えることは義務となっているから。30余りものお土産屋が軒を連ね、ジョーズの帽子からキュリアス・ジョージの人形まで品揃えは豊富で、東京ディズニーランドとは違い、VISA、MASTERのクレジットカードも使える。一日の終わりには、満足気な表情で、USJのバックを抱えた多くの人々を大阪駅の至るところで見受けられる。 マル得情報:
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