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瀬戸市、瀬戸物

瀬戸

岡崎から北へ1時間も車を走らせると、街の名前としてよりも、そこの特産品の名前で全国に良く知られた街、瀬戸市があります。日本語で“瀬戸物”と言えば陶磁器の総称となっていますが、本来は瀬戸焼、すなわち瀬戸で作られた焼き物を指していました。しかしそれが余りに広く一般に行き渡り、焼き物そのものの代名詞となって行ったのです。

瀬戸が焼き物の街としてその名を全国に知られるようになったのは、優れた製品を産み出して来たからに他なりません。その要因となったものは、主に2つありました。ひとつは良い焼き物の原料となるケイ土を豊富に産出したという地理的(自然的)要因、そしてもうひとつは、早くに焼き物の技術がこの地に伝わったという人的要因です。その起源は道元禅師について宋に渡った加藤四郎左衛門景正(初代藤四郎)が帰国して焼いたことに始まるといわれています。焼き物の特産品とする街は日本各地に点在していますが、瀬戸物は最も広く普及し、商業的にも成功を収めた工芸品と言うことが出来るでしょう。

瀬戸市

先週の日曜日、YAMASAの週末ツアーで学生たちがこの瀬戸市を訪れました。YAMASAではいつも体験型ツアーを提唱していますので、伝統工芸や美術品を鑑賞するばかりでなく、実際に自分たちで焼き物作りに挑戦出来るように組み入れてあります。“焼き物”と言いましょうか、創作物とでも言いましょうか、その辺りは大目に見て下さい。この日の作品のテーマは、最終的には動物に落ち着いたみたいです。まずはシンプルに茶碗作りから始め、カップ、そして何やらログキャビンといかだのハイブリッドの様な物を作り始めたかと思えば、行き着いた所は豚、犬、コブラを入れる籠、そしてまたログキャビンといかだのハイブリッド・・・。

これら全ては手作りで作りました。しかし午後からはいよいよ本格的に轆轤を使っての形作りに挑戦です。もちろん陶芸教室の先生に手取り足取り大いに手伝ってもらいながらです。先生の技は全く見事なものでした。先生の手を借りさえすれば、轆轤の上で回転する粘土の塊にちょっと手を触れただけで、あっと言う間に均整の取れた形が出来上がります。しかしもし自分ひとりでやろうとすれば、あっと言う間にグチャグチャの出来上がりです。もちろんそうなる前に先生が奇跡を起こしてくれますので、参加した誰もがどうにかこうにかながらも、人前に出しても恥ずかしくない作品を作り上げました。カップ、花瓶、アルコールコンテナ・・・。そんな物を作るのはデクランぐらいしか居ませんが。

楽しい午後になりました。ストレス解消にもって来いです。遊学プログラムツアーでも瀬戸市を訪れますし、今回同様焼き物作りに挑戦して頂けます。

YAMASA写真館に、この他にもたくさんの瀬戸市と陶芸教室の写真があります。

陶芸教室について:

料金:実習費1,500円で、粘土は好きなだけ使うことが出来ます。もし焼き上げてもらうなら、粘土100gにつき焼き代として100円または200円(焼く釜の種類によって異なります)掛かります。出来上がった物はまた自分で訪れて引き取るか、あるいは後日届くように送ってもらうことも出来ます(送料別途必要ですが、実費程度です)。受け取るまでには1ヶ月程掛かります。

行き方:まず岡崎駅から愛知環状鉄道を利用して瀬戸市駅まで行きます(約1時間、片道料金750円)。そして名鉄瀬戸線に乗り換え、尾張瀬戸で降ります(約5分、片道料金160円)。

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