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目次

第22号 - 平成13年2月9日(金)

内容:

1. 編集者日記:好きな言葉+卒業生の特典+求人
2. 職員紹介:伴友乃先生(日本語教師、AIJP主任)
3. ジャパンガイド:瀬戸市、瀬戸物


1. 編集者日記:

日本語で好きな言葉って何かなあ?とりあえず『頑張れ』を思い付いたけど、これは迷わず却下します。何と言っても怠け者の僕としては、『頑張る』は嫌いな事リストの一角に入るものですから。となると良く耳にする日本語で好きな言葉って何があったっけ?『じゃあね』なんて論外だし、『もしもし』なら一風変わってるけど何か決定打に欠ける。『いいですねえ』の曖昧な多義性はなかなか結構だけど、「言葉では肯定しながら“NO”を意味する言い方はいったいいくつあるんだろう?」って気にさせられるし、その点は『でしょ』も然り。話し手に賛同して見せながら完全に疑ってる場合がある。

その他の候補としては『ら』。ら?これは標準語ではないけど、文末に付け加える終助詞のひとつで、使い方は『でしょ』と同じと考えて良いと思います。つまり、推量、疑念、念押し、仮定、勧誘、揶揄、合意、そんなものを表現する時に使いますが、この“ら”は、僕が暮らしている豊橋周辺で使われるもので、つまり田舎の方言です。誰もが標準語を話す岡崎でもしこの“ら”を使うつもりなら、リスクを覚悟の上でどうぞ。外国人がこの小粋で格好いい方言を使えば、きっと周りの人たちは振り返って「誰だよアイツ。豊橋弁使ってやがる」って注目を浴びることになるでしょうから。

もうひとつ挙げておきましょう。最後になりましたが、シンプルに『とりあえず』。これはありとあらゆる状況に適応して使うことが出来ます。特に居酒屋で使うのにピッタリです。実際に、私自身がこの言葉を身に付けたのも居酒屋でした。何しろ居酒屋では、非常に使い勝手がいい言葉でしたから。例えば注文を始めたとします。「えーと、イカ焼き、トリ唐揚げ、ネギマ2本、焼きトリ4本、豆腐ステーキ、シシャモ焼き・・・。」そしてメニューの中から読むことが出来る単語が底を突いてしまって、「これは何だろう、あれは何だろう」なんてまごついて格好悪いところを見せたくなければ、そこで「とりあえず、それだけ。」と付け加えれば良いでしょう。そうすれば折角クールに極めたイメージを崩さず、体裁を保てると言うものです。少し余談を続けると、メニューを手にして注文を続けながら、もし途中でそれが文字なのか染みなのか自信が無くなってしまったら、そこで「とりあえず、それだけ。」と続けましょう。発音さえ正しく出来ていれば、あたかも通の如く見られることは間違いありません。そしてあなたの日本語力の優秀さに感銘を受けたウェイトレス(ウェイター)さんは、きっとあなたを上客扱いにして、素早く注文の品を運んでくれるはずです。後はもうビールでも飲みながら、料理が出来上がるのを悠々と待つばかりです。

他の例を挙げて『とりあえず』の汎用性を示しておきましょう。全く違った意味で使われる点に注意して下さい。これは例えばの話ですが、自分の荷物を残して急いで帰国してしまった学生の荷物をいくつかの小包にまとめてカナダへ船便で送るために郵便局へ出向いたとします。そして計量の結果カウンターで料金を聞かされ、それが想像より遥かに高かったら、心の中では「そんな値段馬鹿げてるよ!もう絶対来るもんか!」と思いつつ、「ありがとうございました。とりあえず今は・・・。」と言えば希望を取り下げる意志を伝えることが出来ます。機会があったら是非一度お試しあれ。

使用上の諸注意:時と場所を選ばず、いつでもどこでも使えます。意味は、はい、いいえ、有る、無し、などに加え, それらの中間的な物まで意味することが出来ます。

(a) 求人情報

アドミッション・コーディネーターとして、私の仕事を引き継ぐ人はいらっしゃいませんか?そう、私は東京でもっと素晴らしいこと(と言うか、実はまた学生に戻るのですが)を見付けましたので引退します。どなたか引継ぎをよろしくお願いします。さもないと、ここから釈放されそうにありません!待遇はと言えば、給料は申し分無し、通勤用自家用ジェット貸与、映画館とプールが付いた豪華な社宅を用意してお待ちしています。だったらもう決まってるか。

詳しくはhttp://www.yamasa.org/acjs/network/nihongo/careers.htmlをご覧下さい。そしてご応募の際にはcareers@yamasa.orgまでお知らせ下さい。仕事内容の多くはウェブ編集出版と翻訳に関わるものです。YAMASA国際部で授業後仕事をする代わりに無料の日本語授業を受けられます。これらは常に進行中のプロジェクトの仕事ですから、今に限らず年間を通して人材を必要としています。もし遅れて求人情報をご覧になったとしても、遠慮無くどうぞご応募下さい。

(b) その他:

  • ニュースレターに記事や写真を送ってお金を稼ごう。まずは記事/作品投稿のページに目を通して下さい。
  • 自分に最適なコースを見付けるには、プログラムカタログを見て下さい。
  • ご質問はいつも通りAdmissionsまでメールでどうぞ。

 

アドミッション・コーディネーター
ユアン・マッカイ

〒444-0832
愛知県岡崎市羽根東町1−2−1
YAMASA言語文化研究所 愛知日本語研究センター

Tel: +81 (0) 564 55 8111
Fax: +81 (0) 564 55 8174 (国際部)
Fax: +81 (0) 564 55 8113 (学生課)
Email: admissions@yamasa.org
Email: newsletter@yamasa.org
URL: http://www.yamasa.org/acjs/
URL: http://www.yamasa.org/acjs/network/

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